エラボトックスでたるむ?
26.10.30アラガン社のボトックスが新たに咬筋膨隆に対して承認を受けたとのことで勉強会があって、松井先生と参加しました。

咬筋に対するボトックス(いわゆるエラボトックス・小顔ボトックス)は今回、国内承認を受けましたが、随分前から広く一般的に行われている治療です。
私自身、20年前から受けていますし、患者様も定期的にお受けになっている方が多い、定番メニューです。

↑ 以前も使った写真ですが、20年前のエラボトックスをやる前の野暮ったさ満載の私。

これは今回の勉強会の写真。
エラの大きさが随分、違います!
エラボトックスでたるむ?
小顔ボトックスはエラのハリが小さくなって垢抜け感が出る、とても良い治療ですが、マグノリア世代の方は気を付けなければなりません。
エラボトックスで咬筋が小さくなると、咬筋による支えが失われれて、たるみが悪化し、「フェイスラインがモタついた」と感じる事があるのです。
これは、咬筋が大きい方や、肌のコラーゲンが少ない場合などに起きやすくなります。
当院ではたるみのリスクが高そうな方は、ボトックスの注入量を減らし、1ヶ月後のチェックの際に、必要に応じて追加注入(無料)を行うことでリスクを軽減しています。
万一、エラボトックスでフェイスラインがたるんでしまったら、たるみを改善する他の治療(ヒアルロン酸注射や糸、HIFU、他部位のボトックス)を併用することで、美しく仕上げることが可能です。何もしなくても、数ヶ月すると、少しずつ、元の状態に戻ります。
エラボトックスの効果は長くなる
エラボトックスは半年に1度が一般的ですが、
咬筋が特に発達している方は、最初の方は戻りが早いので、しばらくは3ヶ月おきにお受けになるのがお薦めです。
エラボトックスがは何度も繰り返すうちに効果が定着します。
私は今後、ボトックスを一生やらなくても、エラの大きさが元に戻ることは無いと思います。
それでも4~6ヶ月に1度はエラのボトックスを受けているのは、小顔目的ではなく、歯を守るためです。
私の咬筋は長年のエラボトックスの結果、ギュッと噛み締めても全く触れない程にペラペラに薄っぺらくなっていますが、それでも噛み締めて、朝起きるとエラが凝り始めるので、4~6ヶ月おきにエラボトックスを受けています。
歯を守るためのエラボトックス
エラボトックスをすると噛み締める力が減り、歯への負担を軽減することができます。
上の歯と下の歯が離れていることが歯の健康のために大切で、1日20分程度の食事の時以外は上下の歯は離しておくべきだと言われています。
上と下の歯をつけてしまう癖をTCH(Tooth Contact Habit:上下歯列接触癖)と呼びますが、TCHは様々な弊害をもたらします。
・歯にひびが入る、欠ける、すり減る
・詰め物がすぐに取れる
・歯がぐらぐらする
・虫歯じゃないのに痛い
・歯周病
・知覚過敏
・歯並びが悪くなる
などなど。
上下の歯がくっついているだけでもこれだけの悪影響があるのですから、噛み締め力が強ければ、歯に良く無い悪影響を与えることは想像に難くありません。
1度ダメージを受けてしまうと元に戻らない歯。なるべく長く、できれば最後まで、自分の歯で美味しく食べて、おしゃべりできるように、歯が健康な時から日々、意識して守ることが大切です。

アッヴィ合同会社アラガン・エステティックスのエミリー社長とお話している所を写真に撮って下さっていました。
アラガン社はカッコ良く活躍されている女性が多い印象ですが、エミリー社長もカッコ良い女性でした。
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