唇のヒアルロン酸注射で血流障害に
26.09.01他院で2日前に唇にヒアルロン酸を注入した後、腫れと違和感がある、と40代前半の女性が来院されました。
外見は、左の上唇がちょっと腫れている程度で、大きな違和感がありませんでした。
唇にヒアルロン酸を注入して3日間位、腫れるのはよくあることなので、もう数日、様子を見てはどうかな、と思いましたが、唇をめくってみて冷や汗が出ました。
血流障害で粘膜が真っ白になっていたのです。
そのままお帰りいただかなくて良かった!と心の底からホッとしました。

写真では分かりにくいですが、
溶解前は、粘膜が虚血状態で真っ白になっていました。
写真下はヒアルロン酸を溶解して1日後の様子。
血流が回復して、健康的なピンク色に回復しています。
ヒアルロン酸が動脈に入ってしまった場合、こういった症状が起きます。(塞栓)
虚血状態がしばらく続くと、皮膚が壊死してしまうリスクがあるので、
なるべく早く、適切な処置を行う必要があります。
塞栓のリスクは、解剖の知識を持ち、きちんとした技術で注入する事で、非常に低く抑える事が可能です。
ヒアルロン酸注入は仕上がりの美しさもさることながら、安全面を考えても、
安いから、と安易にお受けにならないで、
症例数が多く、信頼できる医師にお願いすることをお勧めします。
今月は他院の注入治療のトラブル相談が無料です。
気になる症状のある方はこの機会をご利用ください。
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