「使っているファンデーションにＳＰＦ○○と書いてあるから
日焼け止めクリームは必要ないのでは？」
という質問をときどき受けます。
日焼け止めクリームはファンデーションとは別に塗って下さい！
日焼け止めの効果を示すＳＰＦ値は、
「1cm2あたり、2ｍｇを塗った時の量」が指標になっています。
2ｍｇと言ったら、かなりの量です。
パール2個分位でしょうか。。。
1cm2あたりがその量なら、
顔全体ではどのくらいの量が必要になるんでしょう。。。
ファンデーションはごく薄く塗るのが一般的。
ファンデーションだけで十分な日焼け止め効果を得ることは難しいということになります。
特に紫外線の強い季節には
ファンデーション前の日焼け止めクリームはマストです！！
日焼け止めクリームは一度にたくさんの量を塗ると白浮きしてしまので、
すこしずつ重ねて塗りましょう♪
日焼け止めに使われる成分には、
酸化チタンや酸化亜鉛などの『紫外線散乱剤』と『紫外線吸収剤』があります。
『紫外線散乱剤』は肌に優しいのですが、
伸びが悪くて白浮きして見えるのが欠点でした。
でも最近は、超微粒子の散乱剤を使って使用感が良い製品もたくさん出ています。
『紫外線吸収剤』は紫外線カット力が高いのですが、
肌への負担が大きいのが欠点でした。
最近は、紫外線散乱剤をカプセル化して肌に直接散乱剤が触れないようにして
肌への負担を和らげた製品も出てきました。
どれ位の強さの日焼け止めを使うのが良いのか、については色々な意見がありますが、
私は普段使いではＳＰＦ30、ＰＡ++で十分だと思います。
長時間外に居るときは、
上から日焼け止めクリームを足しても良いですし、
日焼け止め効果のあるパウダーを気付いたときオンするのも効果的ですよ！