ビタミンDの血中濃度を測ったら、なんと、まだ足りてませんでした!

2021年03月10日

ビタミンDは免疫が正常に機能するために必要不可欠です。
ビタミンDの血中濃度を一定以上にキープすると、免疫力が上がり、インフルエンザや風邪といったウイルス感染予防効果があり、感染した場合も重症化を抑え、死亡率を下げると言われています。

ビタミンDサプリメント
以前も紹介しましたこちらのグラフは、ビタミンDの血中濃度とコロナ感染による死亡の関係を示ししています。70代未満ではビタミンDの血中濃度が40ng/ml以上で、赤丸の死亡例赤丸が一人もいません!(80代以上になると基礎疾患なども多くなり、その他のファクターが増えると考えられます)

ビタミンDの様々な健康効果

ビタミンDはウイルス予防の効果だけでなく、
✔️ ガン予防効果(1日1000単位以上)
✔️ 花粉症症状の緩和、
✔️ 喘息の発症率の低下、
✔️ 骨粗鬆症の予防効果
も報告されています。
(※ 骨粗鬆症で処方される活性型ビタミンDとビタミンDは別物です。活性型ビタミンDには風邪予防やガン予防の効果がありませんのでご注意ください。)

花粉症にもビタミンDが効く

そろそろ花粉症のシーズンですが、ビタミンDは花粉症に対する効果も高く、しかも即効性があります。花粉症症状が強い方も、ビタミンDを内服して1時間もすると、症状が緩和する方が多いです。最初は身体にストックが無いので、すぐに効果が切れますが、内服を続けると症状が緩和された状態が続きます。

ビタミンDは食事では摂れない

ビタミンDは魚の肝や椎茸に多く含まれると言われていますが、必要量を摂取するためには、あん肝なら100g、生椎茸なら5Kgを毎日食べる必要があって、食事で十分な量を賄うことは不可能です。

ビタミンDは食べ物ではなくて、主に紫外線を浴びる事で得られる栄養素です。太陽を十分に浴びればビタミンDは不足しませんが、紫外線を多く浴びると、今度は肌老化が問題になります。また、どの位の太陽を浴びれば良いか、については1日15分間で良い、いや、30分だ、など諸説ありますが、普通に日本で生活していて日光を浴びるだけで理想値に到達するのはなかなか難しいと思います。常夏の島、ハワイの住人の血中ビタミンDを測定した所、多くの方が基準に達していなかったそうですし、一年中、海で紫外線を浴びるサーファーを調べても基準値に達しないことがしばしばだそうです。
ビタミンDはサプリでなければ必要量が摂れないと考えて良いと思います。

ビタミンDが足りているかは血液検査で分かる

ビタミンDが足りているかどうかは、血液検査で簡単に調べることができます。当院では以前はビタミンDの内服をスタートする前にビタミンD血液濃度を測定して、初期量を決定し、初回が低かった方は開始3ヶ月後に再チェックして上昇を確認していたのですが、開始前の血液検査で理想値(40〜80ng/ml)に達していたのはお一人だけで、その方は元々、海外のビタミンDサプリを摂っていらっしゃいました。(国内で市販されているビタミンDで十分な濃度の製品はありません)
理想値の半分である20ng/mlにも達しない方がほとんどでした。
そんな訳で、今は最初の血液検査はご本人からご希望がない限り、スキップして、4錠からスタートして、3ヶ月後の血液検査の結果でその後の量をご指導するようにしました。

久しぶりにビタミンD濃度を調べてみてビックリしました

私は新型コロナウイルス対策で、1年前からビタミンDの摂取量を維持量の2錠(2,000単位)から初期量の4錠(4,000単位)に増量していました。先日、思い立って、久しぶりにビタミンDの血中濃度を測ってみたら、結果はなんと、37.4ng/mlと基準値以下でした。1年間、毎日欠かさず4,000単位を飲んでいたのに、です。
早速、5錠に増やしました。

ビタミンDの必要量は、生活スタイルや体調などによって左右されますから、1年に1度くらいチェックして、必要量を見直した方が良いと思います。特にコロナウイルスが問題になっている今は、チェックして、40ng/ml以上にキープすることをオススメします。

中毒性ばかりがフォーカスされてきたビタミンD

脂溶性ビタミンのDやAは、水溶性ビタミンのCやBと違い、大量に飲んだ場合、おしっこから排泄されず、身体に蓄積されます。過剰摂取すると中毒となるために、摂取に注意が必要なビタミンです。日本ではそのことばかりがフォーカスされて、ビタミンDの重要性が軽視されてきましたが、欧米では何年も前から、ビタミンDの健康効果(免疫強化、花粉症・アレルギー症状の緩和、ガン予防効果、骨粗鬆症の予防効果、抗うつ効果など)が大きな話題になっていました。
中毒量に関しては、乳児に毎日1万単位を投与しても、中毒になるまでに数週間を要するそうですので、医師の指示をきちんと守っている限り、中毒になることはまずありません!

私は息子にもビタミンDを毎日1錠(1000単位)飲ませています。
以前はカプセルを外して豆乳に混ぜて飲ませていましたが、いつの間にかそのままを好んで飲むようになりました。最近は自分から「白いクスリちょうだい!」と言うので、知らない人が聞くとちょっとヤバイ感じヽ( ̄д ̄;)ノ=3 です。

サプリで摂るべきビタミン

食事では十分な量を摂れず、サプリメントで摂るべきビタミンはビタミンD、ビタミンAです。
ヴィーガンの方はビタミンB12もたまに飲む必要があります。
お肉を食べている人は、家畜に投与されているサプリメントのビタミンB12がお肉に残っているので足りているかもしれませんが、お肉のビタミンB12も、辿ればサプリ由来のビタミンB12です。

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池上 彩子
Saiko Ikegami.M.D., Ph.D.

マグノリア皮膚科クリニック
医師、医学博士

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