イボ治療
脂腺増殖症
黄色っぽいような白っぽいようなマットな質感の膨らみで、治療が難しい『難治性いぼ』です。
「もう難治性じゃない!」
諦めないで!
脂腺増殖症は皮脂腺が育って形成される良性の腫瘍です。
老化現象の一つと言われています。少しイビツな形をしていて、表面はちょっとボコボコしています。大きくなると、真ん中が凹んで見えることが多くなります。
ニキビと違って自然に治ることはありません。ちょっとずつ大きく育ったり、数が増えてくることが多く、人によっては、顔中にどんどん広がってしまう場合もあり、
おでこや鼻、頬など、お顔のどこにでもできます。 大きさは1〜2mmの小さなものもあれば、8mm〜に育つこともあります。 これまで、脂腺増殖症の治療法としては、液体窒素、メスやパンチングによる外科的切除、炭酸ガスレーザーなどが代表的でした。しかし実際のところ、液体窒素では取りきれず、パンチングやメスでは傷が残り、炭酸ガスレーザーでも傷が残ることが多い。そしてどれもダウンタイムが長く、顔中に沢山、脂腺増殖症がある場合は、もうお手上げ!という感じでした。でも、諦めないでください!
AGNESアグネスの登場で、脂腺増殖症が少ない回数できれいに治せるようになりました。ダウンタイムも比較的短いので、1回で沢山の脂腺増殖症を治療することができます。
脂腺増殖症の治療
脂腺増殖症の治療には、
AGNESアグネスがベストです!表皮を傷つけずに、レーザーでは照射できないような高い出力での治療が可能です。肌の表面に触れる部分は絶縁体になっているため、お肌にダメージを受けることはありません。
副作用のない、安全性の高い治療です。 脂腺増殖症は他院で治療が難しいと言われたり、炭酸ガスレーザーなどで治療を受けたものの、ダウンタイムや傷跡で途中で断念された方が多いです。
「もう諦めていた」と仰る方も多く、アグネスAGNESでどんどんお肌が綺麗になると、とても喜ばれております。
他の治療に比べると赤みや腫れが少なく、傷もできないので、1度に沢山(50個以上の方多いです)の治療ができます。赤みを気にされる方や、治療効果に不安がある方は、少しずつ治療をされると良いと思いますので、お気軽にご相談ください。
AGNESによる脂腺増殖症治療の特徴
1.赤みや腫れっぽさは1週間程度で無くなります。 AGNESアグネスの直後は、熱による刺激で治療した部位の周りが少し赤くなり、少し腫れます。
炎症を早く鎮めるために抗炎症剤のクリームを塗布して頂きます。翌日からお化粧も可能ですので、カバーして頂けます。
2.無痛です 肌に優しく効果が高いクリーム麻酔を使い、治療を行っていきますので、針を刺される時の痛みはほぼありません。熱が入る時にチクっと刺激がある程度です。
3.根本治療(再発率が低い)ができます。 一度の治療で、効果の実感は1〜4週間後です。
AGNES(アグネス)は対症療法ではなく根本治療となることが多く、一度完治すると、再発や悪化しにくいのが特徴です。理想は1ヶ月おき、長くても3ヶ月以内には2回目の治療をお受けいただくことをお勧めしています。5回程度で治療が終了することが多いです。根治するまでしっかり治療すると、また大きくなるリスクが低くなります。
脂腺増殖症ができやすい体質の方は、時間の経過とともに、また新たな脂腺増殖症が増えてしまいます。その場合は、まだ小さなでき始めのうちに治療をすることで、より少ない治療回数で、赤みも抑えて手軽に治療することができます。
脂腺増殖症の症例

脂腺増殖症をアグネスAGNESで1回治療
お顔全体で51個の脂腺増殖症を治療。1回でここまでキレイになります。
- 1回で沢山の脂腺増殖症を治療できるアグネスAGNESの治療
- ほぼ無痛
- 赤みは3〜7日程度で収まります。(個人差あり)
- 翌日からお化粧が可能
- 1回目から効果を実感。
AGNES(アグネス)の詳細はこちら
老人性イボ(脂漏性角化症)
顔などにできる少し盛り上がりのあるイボが
『老人性イボ(脂漏性角化症)』です。
老人性イボ(脂漏性角化症)は紫外線と体質が影響します
老人性イボ(脂漏性角化症)は紫外線による肌老化が主な原因のイボで、顔、手の甲、腕、胸などが好発部位で、シミと間違われることが多いイボです。一般的なシミ治療のレーザーでは効果がありません。(ごく初期の段階ではシミ治療レーザーで治ることもあります)
『老人性』と呼ばれますが、早ければ20代から出現し、年齢とともに増加します。 角質が厚く盛り上がって、表面がザラザラしています。茶色いことが多いですが、中には色がほとんどなく、盛り上がりだけがあるタイプもあります。老人性色素斑(老人性しみ)が時間の経過とともに老人性イボ(脂漏性角化症)に変化することもあります。体質的にイボができやすい方の多くは家族性があります。老人性イボ(脂漏性角化症)は1つだけはなく多発することが多く、別の種類のイボと併発することもよくあります。 老人性イボ(脂漏性角化症)は炭酸ガスレーザーで丁寧に治療すると、1週間程度で治療跡が目立たなくなります。クリーム麻酔をしますから無痛で痛みに弱い方も安心です。(イボが深いことが予想される場合は注射麻酔をします。) 治療時間は10分程度です。イボの大きさや深さにもよりダウンタイムが変わりますが、5mm以下の老人性イボ(脂漏性角化症)であれば3日のテーピング後はお化粧で隠せることがほとんどです。ご事情でテーピングが難しい場合はご相談下さい。
老人性イボ(脂漏性角化症)の治療
老人性イボ(脂漏性角化症)治療は炭酸ガスレーザーがベストです 老人性イボ(脂漏性角化症)は保険適応ですと『液体窒素』で治療することができますが、液体窒素では深さの細かい調節ができませんから、取りきれなかったり、広い範囲で治療の傷(炎症後色素沈着)が残ることがよくあります。炭酸ガスレーザーで丁寧に治療すると、1週間程度で傷が目立たなくなります。きれいに治療したい方にはレーザー治療をお勧めします。
炭酸ガスレーザーで治療しても、施術者の技術によっては傷が液体窒素と同様に残りやすかったり、傷が目立たなくなるまで時間が必要となります。
当院ではイボをひとつひとつ、丁寧に治療しますので、他院でイボ治療が上手く行かなかった方もご相談ください。
炭酸ガスレーザーによる
老人性イボ(脂漏性角化症)治療の特徴
1.傷跡は一週間程度で目立たなくなります 炭酸ガスレーザーは一般的な黒い色に反応するレーザーとは違い、組織を蒸散(アブレーション)するレーザーです。慎重にイボ組織だけを除去しますから、
丁寧に治療を進めることで傷を最小限に留めることが可能で、傷跡の治りが早く、約1週間で目立ちにくくなります。
肌質やイボの大きさ、深さによって差があります
2.無痛です 肌に優しく効果が高いクリーム麻酔を使いますのでほぼ無痛です。クリーム麻酔が効きにくい方や治療部位にクリーム麻酔が使用出来ない場合は、アイシングや注射麻酔で極力痛みを抑えるように心がけています。 大きなイボ、深いイボはクリーム麻酔では痛みを抑える効果が不十分ですから、注射麻酔を使用します。
3.施術者によって仕上がりに差が出ます 老人性イボ(脂漏性角化症)治療は浅過ぎると再発し、深過ぎると傷が残るため、施術者の熟練度によって仕上がりに差が出ます。当皮膚科病院ではイボ治療の傷跡は、一般的に1週間で目立たなくなります。
イボの大きさ、深さ、肌質によって仕上がり、治癒の時間に差がありますことを御了承ください。傷が残ることが予想される場合、治癒までに時間がかかりそうな場合は、極力、治療前にお話するようにしています。
老人性イボ(脂漏性角化症)治療の症例
老人性イボ(脂漏性角化症)は炭酸ガスレーザーで適切に治療すると1週間で目立たなくなります。 3~7日後の診療まで、治療部位には肌色の目立たないテープを貼って頂きます。日中のテーピングが難しい方は、塗り薬を1時間おきに頻繁に塗布して頂くことで対応が可能です。
- 色も盛り上がりも解消する老人性イボ(脂漏性角化症)の根本治療
- 治療に要する時間は1つに対し2~3分程度
- 傷跡は1週間程度で目立たなくなる
- 麻酔を使うため無痛
- テーピングが3~7日間必要。テープが難しい方は要相談。
首のイボ
首のイボはレーザー治療なら、約1週間で目立たなくなります。
年齢とともに増えます
首を触ったときにザラザラするイボは「アクロコルドン」や「スキンタッグ」と呼ばれる種類の良性腫瘍(イボ)の一種です。30代以降でみられることが多く、加齢とともに数が増え、目立ってきます。首の他、胸、お腹周り、ワキなども好発部位です。 赤みが目立つのは3日程で、その後は徐々に目立たなくなります。(肌質による差があります)治療は無痛で、気軽にできる治療です。首のイボは年齢とともに増える傾向がありますので、1年に一度程度、治療すると、若々しくきれいな首をキープすることができます。 施術者によって仕上がりに差が出ます
首から下は皮膚の構造上、傷が残りやすいため、丁寧な治療が必要です。施術者の熟練度によって仕上がりに差が出ます。浅過ぎると再発し、深過ぎると傷が残ります。当皮膚科病院では炭酸ガスレーザーで治療しています。傷跡は1〜3週間で分からなくなります。
当皮膚科病院の首イボ治療
首イボをキレイに仕上げたければ液体窒素はお勧めしません。
イボ治療を液体窒素で行うと保険適応で安く済みますが、液体窒素での首あるいは身体のイボ治療はおすすめしません。首から下は皮膚の構造上、傷が残りやすいため、キレイに仕上げるためにはイボの組織だけを慎重に除去する必要があります。液体窒素は深さや範囲の繊細なコントロールが利きませんので、しばしば傷の範囲が広くなり過ぎてしまい、傷を残してしまいます。 炭酸ガスレーザーで丁寧に治療し、またアフターケアをしっかり行って頂けると、傷跡は1週間程度で目立たなくなります。
首のイボ治療
首イボをレーザー治療しました。1週間後には傷跡が目立ちません。
目の周りのイボ(稗粒腫、汗管腫)
化粧ではなかなか隠れない汗管腫や稗粒腫をレーザーで治療します。
目の周りのブツブツは
- 稗瘤腫(はいりゅうしゅ)
- 汗管腫(かんかんしゅ)
- エクリン汗嚢腫
と呼ばれるイボです。
稗粒腫や汗管腫はお化粧でなかなか隠れず、逆に目立ってしまう事もあり、レーザー治療が可能です。
レーザーによる汗管腫、稗粒腫治療は他の治療法に比べ傷の治りが早く、きれいな仕上がりが特徴です。
エクリン汗嚢腫は内服薬で治療します。
1. 稗粒腫
小さな丘状のイボで、白〜黄色っぽい光沢のあるイボです 大きさは1〜2mm以下のことが多いですが、中には5mmなど大きなものもあります。
「脂肪の塊」と表現される方が多いですが、稗粒腫の内容物は角質の塊で構成されています。自然にできることもありますが、傷跡ができたときに稗粒腫が続いてできることもよくあります。好発部位は目の周りですが、その他、あらゆる場所にできます。年齢層は幅広く、10代からできる方、年齢を重ねてからできる方もいらっしゃいます。 従来は針で肌に傷をつけて内容物を押し出す治療でしたが、傷が残る事があること、痛みを伴うこと、確実性が落ちることから、当院では炭酸ガスレーザーで治療しています。よりダウンタイムが短く、痛みはほぼ無痛で、1回で稗粒腫を治療することができます。3日の薬の塗布が必要で、4日後から、お化粧で隠す事ができます。 体質的に再発を繰り返すことがあります。医療用ピーリング石鹸、医療用ピーリングローション、トレチノインは再発予防の効果が認められます。レーザーによる稗瘤腫(はいりゅうしゅ)治療
稗粒腫をレーザーで丁寧に治療すると、3~4日できれいになります。
稗粒腫が多発している。片方で20個以上の稗粒腫を除去しました。
2. 汗管腫(かんかんしゅ)
時間の経過とともに融合して大きくなりお化粧で隠す事ができません。 光沢のない最初は小さいイボですが、時間の経過とともに大きくなり、隣り合ったイボ同士がくっついて大きくなり、デコボコと目立つようになります。
イボにエッジがあり、お化粧するとむしろイボが目立ちます。好発部位は目の周りですが、その他、顔、身体など、あらゆる場所にできます。20〜30代以上の方で多くみられます。自然に消失する事はありません。汗管腫(かんかんしゅ)の治療法
従来は炭酸ガスレーザーで汗管腫(かんかんしゅ)の治療を行なっていましたが、イボの性質上、再発が起こりやすく、また、傷が残りやすい問題点がありました。2016年より従来の炭酸ガスレーザーと全く違ったAGNES(アグネス)で汗管腫治療が可能になりました。 ダウンタイムがなく、一度にたくさんの汗管腫(かんかんしゅ)が治療でき、治療部位を選びません。現在は汗管腫(かんかんしゅ)の治療はほぼ、AGNES(アグネス)で行なっています。 AGNES(高周波治療)による汗管腫治療 汗管腫一つ一つに針を刺し、針から強い高周波を照射して汗管腫の組織を縮小させ、健康な皮膚組織に置き換えます。クリーム麻酔を行いますから痛みはわずかです。直後は変化を感じませんが、1ヶ月程度で効果が現れます。 治療後は熱に反応して軽度の腫れが出現することがあります。まれに内出血や小さなかさぶたができる事があります。ダウンタイムがほぼ無く、汗管腫がたくさんある方でも治療が可能です。治療は1〜5回必要となります。 炭酸ガスレーザーによる汗管腫治療 汗管腫はイボの組織が健康な組織と入り乱れる形で深くまで広がります。炭酸ガスレーザーで治療する場合は、汗管腫の組織がある部分を広く削り取りますので、傷は深く、フラットに戻るまでに1週間かかります。1週間後も、傷跡の赤みは残り、肌質によっては傷跡が残ることもありますので、初回の汗管腫治療は5個までの治療をお勧めしています。
汗管腫(かんかん腫)は目の周りにできるイボです。肌色~黄色で少し盛り上がりがあります。たくさん出現したり、くっついて大きくなることがあります。
汗管腫は深いイボですから、深く蒸散する必要があります。肌質によっては長く傷が残ることもあるため、1回目は数を制限して治療されることをお勧めします。1週間程度で治療部位のお化粧できるようになります。
3. エクリン汗嚢腫
黒っぽい光沢のある小さなイボで季節性があります。 1mm程度の小さなイボが夏になると目の周囲にでき、秋以降、改善んするのを繰り返します。
レーザー治療してもすぐに再発することが多いので、6〜9月の好発時期に内服薬を服用することで、症状をある程度抑えることが可能です。
施術の流れ
Step1 カウンセリング
医師が診察し、お悩みの箇所に適した治療法をお話しします。
※治療前に治療箇所をマーキングする場合がございます。また、マーキング前・後とお写真を撮影する場合もございます。
Step2 麻酔クリームの塗布・浸透
施術部分に麻酔クリームを塗布します。(麻酔所要時間:30分)
注射麻酔にて施術を行う場合もございます。
Step3 イボ治療
お悩みの箇所を治療します。10分程度の治療となります。(※治療個数によって治療時間は異なります)
治療直後、治療箇所に薬を塗り、上からテープを貼って終了となります。
Step4 すぐに帰れます
当日からいつも通りの生活を送ることができます。
1週間はご自身でケアをして頂きます。