今までニキビ跡の治療は非常に困難だったため、にきび跡を残さないよう、速やかに、にきびを治療すること、つまり、予防がにきび跡治療の一番の近道でした。
しかし、最新の治療によって、残ってしまったにきび跡も改善できるようになりました。
臨床例が増えるにつれて、少ない治療回数でより満足のゆく効果を得ていただけるようになりました。
ニキビ跡には肌の入れ替えが必要不可欠です。
凹凸がない表面的なニキビ跡(赤や茶色い色素沈着)は、表面の入れ替えだけでも十分効果がありますので、ケミカルピーリングが効果的です。
肌が凹んでいるタイプ(クレーター、アイスピック状ニキビ跡)や、どんな治療にも抵抗する難治性ニキビを伴うタイプには、肌の奥から細胞を入れ替えるダーマペン4が効果的です。
治療の難しいクレーター状にきび跡にダーマペン4は効果を発揮します。点状に深く穴を開け、更に熱を加える事でコラーゲンを増殖させるので、従来の治療と比較して肌への負担やダウンタイムが少ないにも関わらず効果が大きいのが最大の特徴です。当美容皮膚科クリニックでは、深いにきび跡にはスポットで強く治療することで更に高い効果を追求します。
グリコール酸ピーリング6回とサリチル酸エタノールピーリング1回、サリチル酸マクロゴールピーリング3回(計10回)を行いました。にきびの新生がなくなり、ニキビ跡の赤みもきれいになりました。
背中のにきび、ニキビ跡にもケミカルピーリングが非常に効果的です。
グリコール酸(フルーツ酸)2回とサリチル酸エタノール8回によるケミカルピーリング(計10回)と、抗アレルギー薬+ホルモンを整える飲み薬で治療しました。
赤にきびの後に残る炎症後色素沈着(傷跡)で、赤や茶色の色が残ります。
顔の他、背中やデコルテ(胸)のニキビ跡も治療のご希望が多い部位です。
ケミカルピーリングなど比較的表面的な治療で効果が出ることが多いにきび跡です。
比較的軽度のにきび炎症が長引くことによる毛穴が拡がった様に見えるにきび跡で、頬やみけんによく認めます。
深部に働きかけるアグレッシブな治療が必要な、にきび跡です。