「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」は顔や手の甲、腕、胸や背中などにできるいぼで、
紫外線による肌の老化が主な原因です。
「老人性いぼ」や「老人性疣贅(老人性ゆうぜい)」とも呼ばれますが、「老人性」と言っても若いうちにでき始めることもあり(早ければ20代から)、年齢とともに増加します。
いぼの色は肌色~黒褐色で、平らないぼから盛り上がったいぼまで様々です。
老人性いぼはレーザーで手軽に治療することができ、治療跡も1週間程度で分からなくなります。麻酔をしますから、痛みに弱い方も安心です。
基本的には炭酸ガスレーザーによる根本治療を行いますが、広範囲を短時間で取りたい場合などには、色に反応するレーザーや光による治療を行うこともあります。いぼの状態、生活スタイルなどを考慮して最良の治療方法を選ぶことで、満足度の高い結果が得られます。
◎ 炭酸ガスレーザーによる治療
炭酸ガスレーザーは、水分に反応して組織を蒸散(アブレーション)するレーザーです。炭酸ガスレーザーでひとつひとつ丁寧に、いぼ組織だけを取り除きますから、仕上がりはとてもきれいです。色と盛り上がりがどちらもなくなる、老人性いぼの根本治療です。傷跡は約1週間で目立ちにくくなります。
いぼは一つ数分で取れます。クリーム麻酔を使いますので無痛です。
いぼ治療は集中力を要しますので、良い結果のために、当皮膚科院では原則、1回の治療につき最大20個までのいぼを治療させて頂いています。遠方からの御来院など、何か事情がある方は診察の際にお気軽にご相談下さい。
次回の診療まで(3~7日後)、治療部位には普通のファンデーションを塗ることができません(他部位はお化粧できます)。お仕事などの関係で傷跡が気になる方には、赤みをカバーして炎症を抑えるファンデーション状の塗り薬を処方致します。こちらは治療の翌日から使用できます。
【特徴】
・色も盛り上がりも解消する老人性いぼの根本治療
・治療に要する時間は1つに対し2~3分程度(麻酔の時間は別)
・傷跡は1週間程度で目立たなくなる(いぼの大きさにより多少前後する)
・クリーム麻酔を使うため無痛
・数日間通常のファンデーションは傷跡に使えない。翌日から使用できる特殊なファンデーション状の塗り薬は処方可能。
◎ 色に反応するレーザーや光による治療
盛り上がりが目立たない老人性いぼはQスイッチレーザー(黒い色素に反応するレーザー)やIPL(光治療)でも治療できます。これらの治療では色は薄くなりますが、表面の盛り上がりやザラザラ感は残ります。対象となる老人性いぼは隆起が少ないタイプに限られます。
【特徴】
・色は薄くなるが、盛り上がりは変わらない。
・広範囲を短時間で治療することが可能。
・いぼの色はいったん濃くなり、約1週間で薄くなる。
・翌日から通常のお化粧が可能。
いぼ治療前 |
炭酸ガスレーザーによるいぼ治療 1週間後の様子 |
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| いぼ治療しました。 | ||
いぼをレーザー、あるいは光で治療します。
炭酸ガスレーザーの場合は1つ1つのいぼを慎重に蒸散します。治療に要する時間は1つあたり2~3分程度です。
色に反応するレーザーによる治療の場合は広範囲を短時間で治療することが可能です。頬全体の治療にかかる時間は10分程度です。
傷の修復を促すために薬を塗って、肌色の目立ちにくいテープを貼ります。
小さないぼであれば、翌日から指定の塗り薬をご使用頂きますが、日中のテープは不要です。大きないぼの場合は、3日程度、テープケアをすると、傷跡が格段に早く治ります。
7日後から医療用美白剤(ハイドロキノン)の外用を開始します。いぼを治療した部分は肌のバリア機能が低下していますから、治療部位をきれいに仕上げるために、メラニン生成を抑えるハイドロキノンをお使い頂くことをお勧めします。
ご予約・ご相談は電話番号:03-3486-7855