「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」は顔や手の甲、腕、胸や背中などにできるいぼで、
紫外線による肌の老化が主な原因です。
「老人性いぼ」や「老人性疣贅(老人性ゆうぜい)」とも呼ばれますが、「老人性」と言っても早ければ20代から出現し、年齢とともに増加します。いぼの色は肌色〜黒褐色で、平らないぼから盛り上がったいぼまで様々です。老人性いぼはレーザーで手軽に治療することができ、治療跡も1週間程度で分からなくなります。麻酔をしますから、痛みに弱い方も安心です。
盛り上がった老人性いぼは炭酸ガスレーザーで治療します。炭酸ガスレーザーではいぼの色も盛り上がりもきれいになくなります。
盛り上がりが少ない老人性いぼはQスイッチレーザーやIPLでの治療も可能です。これらの治療では色だけが薄くなりますので、表面の盛り上がりやザラザラ感は残ります。
![]() |
![]() |
|
| いぼ治療前 | 炭酸ガスレーザーによる
いぼ治療 1週間後の様子 |
盛り上がった老人性いぼは炭酸ガスレーザーで治療します。炭酸ガスレーザーは、水分に反応して組織を蒸散(アブレーション)するレーザーです。炭酸ガスレーザーで丁寧にいぼ組織だけを取り除きます。いぼは一つ数分で取れます。麻酔を使いますので痛みもありません。

老人性いぼはQスイッチレーザー(黒い色素に反応するレーザー)やIPL(光治療)でも治療できます。QスイッチレーザーやIPLでは治療後にテーピングの必要がありません。
これらの治療では色は目立たなくなりますが、いぼの隆起は改善しませんから、対象となる老人性いぼは隆起が少ないタイプに限られます。
色素に反応するタイプの光(QスイッチレーザーかIPL)を老人性いぼに照射します。治療後はいぼの色がいったん濃くなりカサブタができることもあります。1週間程度で色が薄くなり、目立たなくなります。