買い物に行くと、
今年も目に入ってくるたくさんのファーのついた服や小物。
可愛くてゴージャスなファーには、
思わず心奪われてしまいますが、
動物を愛する私は、
ファーを目にすると気分が沈みます。
ファーを手にするとき、
それがどんな風に作られたのか、
どうぞ、少しだけ考えてみて下さい。

先日、某アパレルメーカーのオーナーさんとお会いして、
たまたま、ファーの話題になりました。
彼のブランドでは、もともとファーを扱っていたのですが、
仕事の一環でファーの工場に訪れたときの
あまりの光景にショックを受けて以来、
ファーを取り扱わなくなったそうです。
以前から、
「毛皮を作るときは、
状態の良い毛皮を取るために、
生きたまま、毛皮を剥ぐらしい」
という話は聞いていましたが、
半信半疑でした。
でも、その話は残念ながら、事実なのだそうです。
生きたままの動物を専用の機械に入れると、
『因幡の白兎』のような丸裸の動物がツルンと出てきて、
皮を剥がれた動物はそんまま苦しんで死ぬのだそうです。
(苦しみを和らげるための麻酔などは使われません)
ミンクは身体が酸性だかアルカリ性だかに極端に偏っていて、
そのままにしておくと土がダメになってしまうため、
肥料にすることもできず、
焼却処分されるそう。
ファーがついたお洋服、
皆さんは何年着ますか?
多分、多くが飽きられて、数年で捨てらると思います。
売れなかった大量の在庫も処分されます。
襟や袖を飾るフワフワ、
ただそれだけのために
これほどまでに残酷な方法で殺される命が数多くあるのです。
http://blog.livedoor.jp/ms_melody/archives/2008-12.html
こちらのステラ・マッカートニーさんがナレーションをしている映像は、
アメリカにある毛皮工場を写しています。
世界中の毛皮工場の中でも最も環境が良い
と言われている場所なのだそうです。
これで環境が良いなんて、
他の工場は一体どんな状態なの??
悲しくなってしまいます。
人は本来優しいはずなのに、
どうしてここまで残酷になれるのかなぁ...
タレントの杉本彩さんは動物愛護活動を積極的になさっていて、
フェイクファーを推進されています。
リアルファーを身に着けるより、
フェイクファーの方がずっとずっと賢い選択だと思いますし、
彼女のような影響力のある方が声を大に訴えられるのは
とても素晴らしいことで、応援しています。
でも、リアルファーもフェイクファーも、
外から見ると同じなので、
知らない人が
「あれ、いいわね」
なんて、似た様なリアルファーを買ってしまう可能性があることを考えると
私自身はフェイクファーも反対です。

もっと多くの方が、
自分の口に入る物や身に着けるものが、
どんな風に作られているか考えるようになったら、
きっと世の中は変るはずです。
人や社会を変えるのは難しいですが、
まずは自分から、変りませんか?
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